▲今回ミックスについて語ってくれた480cafeスタッフのジョーさん。

 

みなさんシーシャライフ満喫されてますか?

ASLAJ web担当Mです!

みなさんはシーシャのフレーバーをミックスされたことはありますか?

シーシャ初心者だと、フレーバーのミックスってちょっと敷居が高く感じてしまうこともありますよね。

なにを混ぜたら良いんだろうとか、そもそもどうやって混ぜるんだ..?とか…

でも、お店で出してもらったおいしいミックス、お家で吸いたいなぁってやっぱり思いますよね。

そんなわけで、今回は480cafeのミックスの魔術師こそ「ジョーさん」に

フレーバーミックスの極意を教わってきました!

 

 

そもそもフレーバーミックスってなんだ

 

そもそも、シーシャ初心者の中にはフレーバーをミックスするってどういうことだ?と

いうシーシャ初心者の方もいらっしゃるはず。

 

フレーバーのミックスとは、何種類かのフレーバーを混ぜてそれぞれのフレーバーを生かした

自分好みの香りのシーシャを炊く方法のことを言います。

もちろん1つのフレーバーを炊くだけでもシーシャはおいしいのですが、

フレーバーをミックスすることで、フレーバーのおいしさをさらに引き立たせたり、

自分好みにカスタマイズすることができちゃいます!

 

フレーバーをミックスしたシーシャは480cafeや他のシーシャ屋さんで吸うこともできて、

スタッフさんの個性がキラリとひかるシーシャを楽しむことができます。

ミックスしたシーシャを想像しにくい方は、シーシャ屋さんで一度吸ってみるのもおすすめです!

 

 

個性豊かなフレーバーの盛り方

▲ジョーさん作 ミックス方法3点盛り

 

それではさっそくフレーバーのミックス方法をいくつかご紹介します。

ミックスの方法も様々あって、これからご紹介するそれぞれの方法をさらに組み合わせて炊く方法もあるんだとか…

 

セパレート

ボウルの中でフレーバーを分ける盛り方です。

はっきりとフレーバーが分かれているため、それぞれのフレーバーの味がはっきりわかりやすく混ざります。

また、手法としても手間が少ないため気軽に試しやすい方法となっています。

メリット

・作りがシンプルなため、だれでも気軽に試せる。

・炭の当たっている部分のフレーバーがはっきり出てくれるため味がわかりやすい。

デメリット

・少しだけ味を出したいフレーバーのところに炭を置いてしまうと、がっつり味が出てしまったりする。

・フレーバーに味や熱がなじみづらい。

 

ミルフィーユ

▲【左】下にフレーバーAを重ねて、【右】その上にフレーバーBを乗せる。これがミルフィーユ。

 

ちがうフレーバーをボウルの中で重ねて層を作っていく盛り方です。

シーシャのフレーバーは上から熱が入っていくため、交互に重ねることによって

吸うごとに味や香りが変わっていくのを楽しむことができます。

メリット

・加熱具合や重ねた順番、時間で味が混ざったり、変わっていく様を楽しむことが出来る。

デメリット

・フレーバーを混ぜているわけではないため、どんな味になるのか予測がつきにくい。

・うまく火を通さないと、下の層の味が出しにくい。

 

ごちゃ混ぜ

▲写真のボウルの左側、赤と緑が混ざった部分がごちゃ混ぜで作ったフレーバー。

 

ミックス候補のフレーバーを全部混ぜてしまってからボウルに盛っていく盛り方です。

480cafeでもこちらの方法を採用しています。

ミックスした味のイメージが付きやすいことから、

少し手間はかかりますがこちらのミックス方法を初心者の方にはおすすめします。

メリット

・フレーバーをひとまとめにして混ぜるため、ミックスしたフレーバーの香りや味のイメージが付きやすい。

・途中で足りないと感じたり足したりしたいものの調節がしやすい。

デメリット

・フレーバーをかき混ぜすぎると、フレーバーが混ざり切ってしまって味がわかりづらくなる。

 

さまざまなフレーバーのミックスの仕方がありますが、

ジョーさんのおすすめのミックス方法はごちゃ混ぜなんだとか。

 

ジョーさん「ごちゃ混ぜ以外のミックス方法だと、香りを確かめながら作るのが少し難しい上に

調節が効きづらいのでシーシャ初心者の方にはおすすめはしてないです。

ごちゃ混ぜだと、別の容器で混ぜて納得したものをボウルに盛って炊くことができるし、

混ぜる時にグラムも測りやすいため、次回同じものを炊く時の再現性もよくなると思っています。」

 

ミックスするフレーバーの選び方

ミックスの方法が分かったところで、

さっそくジョーさんにミックスの極意を教わっていきましょう!

 

どんなミックスにするのかイメージを鮮明にする。

 

ジョーさん「ミックスするにあたってまずは、どんなシーシャを炊きたいかしっかり完成系をイメージすることが大切。

このフレーバーを清涼感がある感じにしたいな、とか

柑橘系でさっぱりしたシーシャが吸いたいなとか…

特に初心者のうちは、フルーツのフレーバーを肉付けしていくようなミックスがおすすめかな。

例えば、桃のフレーバーにもっと果肉感をつけてみる。みたいな。

単品でも言えることだけど、食べたことのないものを表現するのは難しいから

身近なフルーツのフレーバからチャレンジするのがおすすめ!」

 

確かにフルーツなら食べなれたものも多いですから、表現したい味もイメージしやすいですよね。

でも、肉付けしていくといってもどのようにミックスするフレーバーを選べばいいんでしょう?

どのフレーバーにはどのフレーバーが合うみたいな目安ってあるんですか?

 

ジョーさん「じゃあせっかくだから実際に、選んでみるね。

さっき例にあげた『桃をさっぱりめで果肉感を出すミックス』をしてみようか。」

 

 

すこし考えながらもさらさらっとフレーバーを選ぶジョーさん。

ジョーさんに選ばれたフレーバーたちは

・アルサファ ピーチ

・アルワハエリート ラズベリー

・ソーシャルスモーク ゴールデンデリシャスアップル

の3つジョーさんはなにを目安にこの3つを選んだのでしょう….?

 

ジョーさん「じゃあ質問なんだけど、桃ってどんなフルーツ?味とか食感とか。」

 

 

そうですね、甘いとかジューシーとか…?

あと、香りがいいですよね。

 

ジョーさん「そうそう、そんなかんじで作りたい味のイメージを

連想ゲームみたいにあげて行って、主軸になるフレーバーに何が足りないかなって考えてみる。

今回選んだフレーバーは全部、

主軸となるアルサファピーチに足りないなと感じるものを足してあげられるものを選んだんだ。

 

例えば、アルサファピーチってコクもあって甘いけど

今回目指す果肉感のあるジューシーなピーチというより焼きピーチって感じのフレーバーなんだ。

だから、ソーシャルのゴールデンデリシャスアップルっていうりんごのシャクシャク感やみずみずしさを

表現しているフレーバーやさらにもっと桃っぽい華やかな香りや酸味、

あととろみっぽい感じを出すのにアルワハラズベリーを選んだ…って感じかな。」

 

なるほど…?

理屈ではなんとなくわかったんですけど、

桃に対して別のフルーツを持ってくるってすこし難しいなって思いました…

 

 

フレーバーは色で選ぶ?!

 

ジョーさん「それは、さっきのを踏まえた上で、フレーバーのイメージカラーで選ぶんだよ。

桃ならピンク、白、黄色って答える人もいるかな。

これは480cafeスタッフの伊織が考えてくれた方法なんだけど、

イメージカラーが似ているものって、なんとなく味や香りの系統が似てくるんだよね。

今回みたいにピンクのラズベリーもそうだし、黄色で合わせるならアプリコットも同じ梅科だから合うよ。

他にも、マンゴーはオレンジとか黄色とかイメージできるからオレンジが合うかな?とか

オレンジ主軸なら、柑橘系だし色味が近いからレモンは合うだろうなとか….

こうすると、結構選びやすいでしょ?」

 

確かに!

漠然と選ぶより遥かに選びやすくなりましたね。

組み合わせを聞いてるだけで、良い香りが漂ってくる気がします…!

 

ジョーさん「作りたいシーシャのイメージをしっかり固めて、

主役にするフレーバーに対して色でどんな味や香りを足していくのか決める。

それから決めた味や香りをどのブランドのフレーバーで表現するかでフレーバーを決める。

こんな感じかな。」

 

だいぶ、選び方はわかってきました…!

これで、初心者の私でもフレーバーは選べそうですね。

 

ジョーさん「でもこれってさ…」

 

どんなことでもまずは基礎!フレーバーの単品研究が大切!

 

ジョーさん「それぞれのフレーバーの特徴を自分で理解できていないと難しいとおもわない?

みずみずしい味を出したいな。華やかな香りを出したいな。と思ってもどのフレーバーが

その特徴をもっているのかって、フレーバーを単体で吸ってないとわからないよね。」

 

たしかにそうですね…

フレーバーによっておなじフルーツだったりモチーフでもちょっと味が違ったりしますよね。

 

ジョーさん「シーシャフレーバーはブランドによって味や表現しているものがちがう。

これは、調節の時にも大切になってくる話なんだけど、

調節の仕方や吸い方は人によって違うから、こればっかりは実際に単品で吸って自分で掴むしかない。

あくまでミックスはシーシャフレーバーを楽しむ応用になるから、

まずは単品でたくさんいろんなフレーバーと触れ合うことも忘れてほしくないな。

…ミックスの記事でこんなことを言うのも申し訳ないんだけどね(笑)」

 

 

ミックスの仕方

フレーバーの選び方のコツを伝授してもらったところで、

さっそく選んだフレーバーをミックスしていきましょう!

今回は480cafeでも採用しているごちゃ混ぜで作っていきます!

 

分量の決めかた

 

まずは、フレーバーを混ぜる容器を用意。

そこにミックスするフレーバーを入れていきます。

 

ジョーさん「今回作るのは『桃をさっぱりめで果肉感を出すミックス』。

さっき選んだフレーバーでミックスしていくよ。

こういう、主役があるミックスは主軸にするフレーバーをいかに活かしてあげるかが大切。

選んだフレーバーの中で、主軸にしようとしているフレーバーは他のフレーバーに対して

香りや味は強いのか弱いのかを考えて分量を決めていく。

 

たとえば、今回主役のアルサファ ピーチは俺の中では結構香りが強いと思ってる。

ほかのフレーバーと比べても、負けていないと思うから今回は全体の量に対して半分くらいの量で入れようと思う。

これが、主役がソーシャルのゴールデンデリシャスアップルだった場合、このなかでも香りが淡い方だと思うから

もう少し量を増やしたりするかな。初心者のうちは香りが強いものを主役にするのがやりやすいと思うよ。」

 

ジョーさん「主役の引き立て役のフレーバーの分量については、

イメージしているシーシャにより近くなるように足していくのがいいんじゃないかな。

 

今回だと、『さっぱりとした桃』がイメージとしてあるのに対して、

ラズベリーはさっぱりはしているけどちょっと濃い甘さがある。

なのでさっぱり感があってフレッシュなイメージの強いソーシャルのゴールデンデリシャスアップルを

次2番目に多く入れてみる。

 

この時、混ぜる用の容器に入れる前に一度単品の香りを嗅いでみるのがおいしいミックスを作るコツ。

このフレーバーってこんな味だったよな、あんな香りだったよなって思い出しながら足していく。

2つ目の時点で1回混ぜてみて自分のイメージに近づいているのか確かめるのも良いと思うよ。

 

▲アルサファ ピーチに ソーシャル ゴールデンデリシャスアップルが入ったことで酸味が加わって甘い香りが引き立った。

 

ジョーさん「その次にすこし、アルワハ ラズベリーを入れたことでだいぶ華やかかつジューシーな感じになってると思う。」

 

ここで、香りを嗅がせてもらうと

華やかにもなりましたけど香りがきゅっと引き締まって歯応え感を感じることができました。

 

ジョーさん「このとき、全部のフレーバーを-1gぐらいで入れておくと

全部混ぜたあとちょっと足したいなとか調節が効いて便利。

 

もし、足していくのが不安なら1gずつ増足していくやりかたでも良いと思う。

ミックスも、試行錯誤が醍醐味なところがあるから、とにかく香りを嗅ぎながら理想の分量を探したりして

1回で成功させようと思わずいろんな分量を試してみて欲しいな。」

 

 

ミックスしたシーシャの調節の仕方

ミックスが完成したところで、さっそく立ち上げ。

ミックスの時ならではの調節の仕方があったりするのでしょうか?

 

ジョーさん「調節としては単品で炊いたときと同じ。

炭と吸いで温度帯を調節していくんだけど、この時フレーバーを混ぜた容器で香りを確認しながら、

主役のフレーバーの温度帯より気持ち低目を目指して調節してあげるのがコツ。」

 

主役のフレーバーの温度帯より〜っていうところは、

やっぱり単品で研究していないと難しいところですよね。

 

ジョーさん「フレーバーを選ぶ時にも触れたけど、

シーシャのフレーバーは、ブランドや味によっておいしい温度帯が全然違うんだ。

同じブランド内でも味や香りによってぜんぜん温度帯が違うこともある。

 

ミックスしたシーシャの調節ではミックスしたフレーバーそれぞれの温度帯や個性を意識することが大切。

ミックスするってことは、いろんなブランドの特色も混ざるってことだから、

やっぱ、単品研究ができていないとうまくフレーバーの使いたい部分を引き出せなかったりはするよね。」

 

 

 

ジョーさんセレクト! 初心者におすすめのミックスレシピ

ここで、ジョーさんからシーシャユーザーへの挑戦状!

初心者におすすめのミックスレシピを3つ用意してもらいました!

実際に私も炊いてみましたが、どれも強者揃いです…

ぜひ炊いてみて、480cafeでジョーさんに感想を伝えてみてください!

 

フルーティー香り ブルーベリー再現ミックス

 

豊かなブルーベリーの香りや青さを再現したごきげんミックス!

温度を上げすぎると味や香りが飛んでしまうので要注意。

私は実際に温度を上げすぎて無になるところまでやってしまいました…

アルワハの得意な温度帯の低すぎず、高すぎずを狙って炊いてみてください!

 

レシピ

▶︎アルワハ ブルーベリーミックス 7g

本ミックスの主役!ブルーベリーのみずみずしさ、青みや甘みを表現。

▶︎アルワハ ベリーミックス1g

甘さとブルーベリー独特の酸味を足してあげるのに使用。

▶︎アルサファ プラム2g

コクと甘み、皮の渋みを引き出すのに使用。

 

キャラメル再現ミックス

 

森永さんの「ハイソフト」というキャラメルに近い甘いミックス。

温度が低いとココナッツの皮感がキャラメルに近い味がするので

騙されずにキャラメルを追いかけながら温度を上げてみてください!

ココナッツを抜けたらそこにキャラメルが待ってますよ!

 

レシピ

▶︎Dozaj キャラメル6g

焦がしキャラメル感を表現するために使用。ミックスの主役!

▶︎Dozaj ココナッツ1g

クリーミーさのお手伝い。軽い甘さがポイント。

▶︎アルワハ バニラ 3g

ミルクキャラメル感を出すために使用。こちらもクリーミーに。

 

ほっこり癒し系 チャイティーミックス

 

ミルキーなコクと甘さ、ふわっと香るスパイスでめちゃくちゃリラックスできるミックス。

スパイス系なのに癖が少なくて、スパイス系が苦手な私もお気に入りのミックスです!

こちらは高温になりすぎるとスパイスの青さが出てきてしまいますが、

低音すぎてもミルキーさが消えてしまうので、じっくりコトコトするイメージで熱してあげるのが吉。

レシピ

▶︎Dozaj シナモン3g

スパイス感や甘さを引き出すお手伝い係。

▶︎アルワハ バニラ 4g

ミルクティーのミルクの部分。こちらはクリーミーな甘さ担当。

▶︎BUTAカラクティー3g

チャイティーとしての主軸。これがあることでグッと紅茶に。

 

まとめ

今回は、480cafeのジョーさんに

シーシャ初心者へ伝えたいミックスの極意ということでお話をお伺いしました。

本当にシーシャは、奥が深いですね…

フレーバーやイメージを色で例えてフレーバーを選ぶという考え方にはほんとうに驚かされました。

まずは単品研究を進めながら、フレーバーへのイメージを膨らませて

簡単なミックスから自分だけのオリジナルフレーバーを作ってみたいですね!

 

もっと詳しいお話は、ぜひ480cafeで実際にジョーさんや

他のスタッフさんにも聞いてみてください!

ミックスやシーシャの炊き方は人によって千差万別。

きっと、もっと濃いお話を聞かせてくれるとおもいますよ!

 

 

今回登場したフレーバー

・アルサファ ピーチ

 

・アルワハエリート ラズベリー

 

・ソーシャルスモーク ゴールデンデリシャスアップル

 

 

・アルワハエリート ブルーベリーミックス

 

・アルワハエリート ベリーミックス

 

・アルサファ プラム

 

 

・Dozaj キャラメル

 

・Dozaj ココナッツ

 

・アルワハエリート バニラ

 

 

・Dozaj シナモン

 

・アルワハエリート バニラ

 

・BUTAカラクティー