うちならではだなって。

M 「そう、このあいだフレーバーを探したくて、
いろんなシーシャ屋さんを初めて回ったの。
それでおもったのは、結構アングラな雰囲気のお店が
多いなっていうところやったんやけど、
480cafeってそういうイメージと
対照的なお店の雰囲気づくりをしてるなって思ったんやけど、
やっぱり意識はしてる?」

たいき 「うん、そうね。
昔もそうやねんけど、シーシャのフレーバーって
昔ながらのシーシャ屋さんで輸入ししてるものを、
ちょっと譲ってや、みたいな感じで買ったりすることが多かったし、
紙タバコって今はコンビニも売ってたりとか
そのたばこ屋さんっていうのもあるからこそみんな使いやすいやんか。
お金ちょっと払ったら20歳以上なら買えるし。

今となればドンキホーテでもシーシャが買えたりする時代になってきてるからこそ、
ちょっと入りにくいっていうのかなんていうのかな。
ちょっと暗めなアングラなお店で買いたい人も居れば
ゆっくりとじっくりと見れるところで買いたい人もいる。
やっぱ人によって買う用途とか理由が違うからこそ、
うちはやっぱりシーシャの良さを知ってもらいたいから、
そこに対して匂いをかげるようにしてるし、
ミックスでこれとこれ相性いいですよっていうところを、
実際に吸いながら決めてもらえるっていうところが強味やと思うから。

対照的って言うよりかは、
それもうち(480cafe)ならではだなってところだと思うし、
やっぱりそれをやってきた歴が違うから。
2010年からずっと単品吸いをしてたお店で、
実際に今あるフレーバーはほとんどのスタッフが
全部単品吸ってるっていうところがあるからこそ、
ミックスの説明できるし、単品での味の出し方っていうのを
実際にプレイヤー(シーシャを作るスタッフ)がお客様の疑問に対して
お答えができるっていうのはやっぱりうちならではやなとは思う」

M 「なるほど。
480cafeの魅力の一つとして、
店員さんとの距離の近さっていうのがあると思うの。
常連さんはもちろん仲いいとしてね。
初めてのお客さんでも積極的に話したりするやん。
そういうのは意識している部分なんやろうか」


たいき 「大阪やからなんか分からんねんけど
さっきの話で言うとシーシャってまだハードルが高いものやし
そこに勇気を出して一人で来てくれるお客さんもいれば
知ってる友達と来る方もいれば色々やと思うけど
やっぱり初めて来る人って怖いっていう気持ち持ってると思う。
たばこ自体吸ったことなくて初めての喫煙になることも
あるやろうからやっぱり怖いとは思うんよね。
『どうやって吸うんやろ』『体に害ないんかな、大丈夫かな』っていう。
いろんな疑問とか不安があると思うし。
そこを聞きづらい環境だったら不安なままシーシャ体験が終わっちゃう思う。

それこそ480cafeだったら落ち着いた雰囲気やし、
あんま喋らない方が良い店かなってなったりとかしたら気遣って帰っちゃうから、
それってシーシャの100%楽しめてないよねっていうのが考えの一つにあって。」

たいき 「何で俺たちがけっこう距離を縮めるかって言うと、
やっぱりシーシャのことに関していっぱい聞いてほしいし
シーシャってさっきも言ったように正解がないからこそ
『自分はこうやと思うけど店員さんどう思う?』っていう話をしてくれたら
そこで互いにシーシャの情報交換ができるから俺たち自身も勉強になるし
お客さん自身にも持って帰ってもらえるものはあると思う。

それこそこれもオーナーがシーシャ屋さんになるまでの経緯ではあるけど
オーナーはずっと社会人をしてて仕事が終わりました、で、旧480cafeに行きました、
『これこうやって作りたいんですけど
なかなか上手に行かなくてどうやって作ってます?』
っていう質問をして、
当時のオーナーさんが
『じゃあ、ここはこうやからこうしてやってみたら?』みたいに答えてくれて、
『なるほどそういうことか。じゃあ帰ってやってみよう』ってなって
シーシャ屋さん行った後に家帰って家でシーシャ炊いて、
『ほんまや言ってた通りや!!』ってなったら
自分のシーシャもおいしくなるし、技術と知識も付くから、もっとシーシャを知りたい、
もっともっとシーシャ上手になりたいっていう
気持ちが強くなっていったっていうのがあるので。

その中でもやっぱりシーシャをおうちでやってる人めっちゃ多いし
店員さんも増えてきてる訳だから、その店員さんと『これめっちゃ使いやすいですよね』
『これについてどう思います?』っていうのも一つの勉強にもなるから
俺たち自身(お店のスタッフ)もシーシャのことについて触れられるし、
お客さん自身もスタッフと話してシーシャのことについてよく知ってもらって、
もっと興味を持ってほしいっていうのが理由としてはある。」