480cafe来たらいつも同じじゃない。

M 「お店として、たいちゃんがここって思う強味はある?」

たいき「うちのスタッフって全員ちゃんと個性があるし、
バイトちゃんもすごい個性がある子たちだからこそ
やっぱりそこの強みはあんまりないんじゃないかなって。

それこそ音楽する子も居れば、コラージュアートとする子も居る。
空間演出をやってた人も居れば、色んな仕事をしている人も居る。
ほんまに色んな人がいるからこそ色んなエッセンスがもらえるし、
シーシャ以外のことについてやっぱり話せるっていうのがあると思うんだけど、
そこをちゃんと突き詰めてきた人が多いからこそ、
今まで話してきた『シーシャと○○』っていうのがあって、
じゃあ音楽とシーシャであったりとか、あと空間とシーシャもそうだし、
やっぱりその中で接客も一つやからこそ、
その個性がちゃんと生きてるっていうのは面白いとはおもう。

やっぱそれぞれ歩んできてる人生も違うからこそ、
イメージのシーシャを作る時になって
『じゃあ春をイメージしてください』って言われたら
桜をイメージする人もいれば、風をイメージする人もいるし、
気温をイメージ人もいる。
それこそ面白かったのでリン(アルバイトスタッフ)に
『春を作ってください』って言ったけど
リンの出した答えは『鬱』やったり。

人によってそういう感じ方が違うしそれを表現できる人が多いからこそ、
480cafe来たらいつも同じじゃない。

その中で流行り廃りもあるし、自分のハマりもあれば飽きもあるから
やっぱりそこに対してずっとアプローチを掛け続けるのは
店の強みとしてはでかいかなとは。」

M 「480cafeに通ってて飽きることはないもんな。
なんならお客さんまで個性豊かなところがある。
よくこんなに個性の濃いメンバーがそろったなって思うもん。
表現力がある人って言ったらちょっと違うけど、
そういう魅力ある人が集まりやすい店かもしれないね。」

たいき 「やっぱりそこに対してみんなが支えてくれてるし、
支えあえてるからこそ新店舗になってお客様との距離が遠くなったって言う人も居れば、
これぐらいの距離感がちょうどいいって人も居てて。
俺たちは俺たちでワイワイやってるし、
その中でも『やっぱりシーシャ面白いな』ってなる場所になってるかな。

その『ワイワイ』に入って来られる人は来てもらってもいいし、
あんまり入れないって人に対して『行かれへんかった…残念』っていう
気持ちをなるべくないようにしたいとは思ってるから、
そこはやっぱり店としてはすごい強いかなと思って。」

M 「なんか480cafeに来たら、『人』を感じるよね。
ここで働くようになって思ったけど、人間としてのギスギスはあるけど、
団体・会社としてのギスギスってあんまりないやん?
結構フラットっていうか。そういうところいいよね。」

たいき 「結局それもそうで
上やから下やから、言いやすい言いにくいじゃなくて
やっぱりそれこそ店舗でいうのであれば社員とバイトがいるけど
社員が絶対上じゃないし社員が絶対(シーシャを作るのが)うまい訳じゃないし。
店舗においてはやっぱりバイトちゃんも全員込みでスタッフやからこそ
スタッフは一律やとは思うし、バイトちゃんの方がおいしくなることもあるし。

バイトちゃん各々がこれに対しては強いっていうところもあると思うしで
その中でやっぱり働きやすい働きにくいもそうやから
やっぱりお客さんも満足してもらうためには
働いてるスタッフがここにいることに苦痛やったりとか嫌な思いしてると、
それってお客さんにも伝わるし、喋らへんところも逆に良くも悪く表に出ないから良いんだけど、
そこが出てるからこそホワレの色っていうのはある。
そういう意味ではやっぱり社内においてはみんな仲いいかなとは思う。」

同じ空間にいる人を巻き込む力。

M 「じゃあ、
他店と比べたりとか他のスタッフと比べて
たいちゃんが『いや、俺はここ負けへんし』みたいなところとかも聞きたいな。」

たいき 「俺自身の?」

M 「そうそう」

伊織 「おなかの弱さやな(ボソッ」

一同 「(爆笑)」

たいき 「めちゃくちゃ言うな(笑)」

伊織 「たいちゃんお腹の弱さだけは負けへん(笑)」

たいき 「ピカイチやからな(笑)」

配送員T 「3番ロング(ボソッ 」

※飲食店業での隠語。「お手洗い」の意

一同「(爆笑)」

たいき 「あれな、俺の強みな。
やっぱ最初に仲良くなってもらいやすい。

個人的には自分の人生の中で
同じ空間にいる人を巻き込む力があるって言われたりもするし、
これはちょっと僕の過去の話になるんやけど、
いじめられた経験があって。
同じ空間で向こうはワイワイしてるけど、
こっちはずっとそこに気を遣いながら居るっていう空間がすごく辛かった。

だからこそやっぱりお店とかででワイワイしてるところで
ワイワイしたくない人もいるし、ワイワイしたい人もいると思う。
ワイワイしたいけど一人で来たって人もいるだろうし。

で、やっぱりワイワイしたくない人でも
シーシャのことについて聞きたい人は絶対いると思うから、
その入り口作りっていうのはまあ自分はかなり強いのかなと思って。

例えばお客様と喋ってる中で、
それまでにシーシャを家でやるとか
その中で出てきた同じフレーバーの議題が出た時に、
そこでガッて違う席のお客様に「どう思います?」って
その空気で行くのは嫌な人もいるから。

逆に言えばそこのところで、
『さっきあんな話ししてたんですけどこれについてお兄さんはどう思いますか?』
とか
『やっぱそうですよね、僕もそうなんですよ』
みたいな話もしたりとかもするし。

やっぱそういった意味では480cafeの空間の中で1つになれるし、
それをすることによってお買い物でフレーバー見たりとか
『他にどんな味があるんですか?』
もそうやし、
『じゃあよく吸われはるんですか』
って違うお客様から声がかかったりするっていうのもあると思うから

そこは個人としては強いかなと思う。」

m「本当にたいきくんは人を結びつけるのが上手よね。
お客さんが話してることに対して常連さんとか
声掛けて大丈夫そうな人だったらうまく話題をつなげてとかって場面をよく見る。」

たいき「やっぱりそこはなんかまあ心がけてるって言うよりかは
多分自分の性格の一部にはなってるかなとは思った。」