シーシャだけにとらわれない

M 「じゃあ、店長としてどんな存在になりたい?
お店の軸となる歯車として…どんなかんじだろうか。」

たいき 「いやそこがね一番難しい
今までのシーシャ屋さんの店長って、結構マンパワーが強い。
ここの店長はここがすごい、とか。
シーシャについての愛がすごかったりする。
全員が別にそうである必要はないと思ってて」


たいき 「俺は店長としてって言うかは
やっぱりスタッフ全員が
自分が表現したいシーシャを表現できるお店を作りたいし、
せっかくきれいになってお客さんへのシーシャのハードルを
もっと下げてほしいからこそきれいなお店にしたし、
真っ黒なお店真っ白なお店に変えたわけやから清潔感はずっと保ちたいな。

それはシーシャ屋さんとしてというより、
新店長としてはやっぱりきれいな箱もらえたからこそ
そこはしっかりときれいに保っていきたいっていう気持ちは
やっぱり人一倍強いかな。

汚れるところは汚れてしまうと思う。
その中でもしっかりとお客様が嫌な思いをしないように、
やっぱりそれこそ、手洗い場周りがびちゃびちゃなのって
あんまり俺は好きじゃないから。
時間があるときはちゃんと見に行って拭きにいったりとか。
ガラスが多いお店やから、ガラスのショーケースをマメに拭くだとか

新しいお店ってそりゃ綺麗だから『きれいだね』って言ってもらえるけど
時間がたてばきれいだねって言われなくなるよね。
きれいなお店だねって言われなくなったら終わりだと思ってるから。
だからそこはやっぱり強くしていきたい。

お客様をお迎えする中で、
アングラのお店って清潔感があるかって言われたら、
全部が全部そうじゃない。
アングラなお店が好きな人はやっぱりそこには行くと思うけど、
そうじゃない人とか
やっぱり色んな人が入れるお店作りっていうのをやっぱりしたいから。

ただシーシャに興味がなくても、
それこそお洒落な空間が好きな人もいれば
ドリンクが好きな人もいれば、本当にいっぱいあるからね。
なんかそういった色んなことに対してシーシャはもちろんのこと、
「シーシャと何か」をやっぱりどんどん発信していきたいし
その中で俺たち自身も知ることができることもあるだろうし。

だからシーシャだけにとらわれない、
シーシャの情報もしっかりと思ってるスタッフがいて
その上で新しい発見があった時に
やっぱり共有ができる環境って大事だと思うから。
そういう意味での、「シーシャと何か」の掛け合わせをずっと追求する。」

M 「私もここで編み物させてもらったり
仕事したりさせてもらってるしなぁ。
おうちでシーシャってなると、
炭替えとか調節とか気にしちゃって
落ち着いてプラスアルファしづらかったりする時があるのよね。
だからこそ、ここに来てその広場じゃないけど
第二のリビングって言った方がいいかな
みたいな感じで使ってもらえるといいよね。」

たいき 「本当にそうだと思うよ。
時間としてもさくっといる場所ではないし、
どっちかって言うとゆっくりしてもらう場所だからこそ
シーシャもおいしくないと。
『ゆっくりできる場所』だけだったら別にどこでもいいわけだし。

その中でやっぱりシーシャを楽しみに来てくれてるお客さんだったら
そこに対してうちでしかできない煙を吸ってもらって、
そこでおいしいをずっと続けることが大事だと思うから。
シーシャについての知識情報をずっと入れていく必要はあると思うしね。
やっぱりその中でも480カフェは昔からそうだけど
結構スタッフの個人的な意見がよく飛び交う店やと思うから
そこは大事にしたいかな。」